というわけで、デジタル機器がおうちにいっぱいの「山出し」です。
こんなニュース記事がありました。
子どもたちは、スマホとどう接しているのか。2015年に公表された総務省情報通信政策研究所の調査によれば、0歳から6歳までの未就学児のスマホ利用では、YouTube などの「動画閲覧」や「写真閲覧」が多くを占めていた。知育アプリの利用率も高く、未就学児の約4割が使用。小学校1〜3年になると「ゲーム」が最多というデータが出ていた。
もうね、子育て世代にはちょっと耳が痛い内容ですよね。
スマホ持ってる親なら十中八九心当たりがあると思います。
そして調査の元データがこれ→総務省情報通信政策研究所の調査
ちょっと気になった結果をピックアップしてみました。
まず最初は「親がスマホ等の使い方を教えてるか」ってグラフ
これ見てびっくりしたのが、3段目の未就学児の31.6%が勝手に使い方を覚えてるって結果です。すげーな子供。すげーなスマホ。確かに怖さもある。
逆に考えるとそれだけスマホは使いやすく考え抜かれた機器であることがわかる。だって、未就学児にノートパソコン与えてみたらどうなる!?
間違いなくこの項目は0%でしょ!?いきなりパソコンで検索かけてyoutube観だしたら怖いわ!
「子供が将来スマホ等を使いこなしたほうがいいか」というグラフ
これ見ると、私なんかはガッツリ「とてもそう思う」なんだけど、3割もいないのね!
さらに、親はデジタル機器使ってるけど、子供に使わせたくないって感じの人が2割もいるのには驚き!
さらにはこんなグラフも!
「どういうシーンでスマホ等を使わせているか」というグラフ
未就学児は「手が離せないとき」の割合がすげー多いな!殆どがyoutubeなのかな~?
「学習をしてほしいとき」が低いのがショック!優良なアプリいっぱいあるのに!
まあ、それぞれの家庭でいろんな状況があるし、逆にみんな子供にどんなアプリとか使わせてるか気になる。
さて、それでは私の家庭では子供にどういった使い方をさせているか公開しましょう!
「やまだし家」のルール
- 基本、子供にはスマホは触らせない。
- 未就学児はタブレットで知育アプリはやらせる。
- 車で遠出する場合は、amazon Fire タブレットにアニメ映画や特撮ヒーロー映画等をダウンロードしておいて車内で観せる。(待合とかも)
- 動画はamazon Fire TV Stickでテレビ画面で観せる。
- youtubeはテレビ画面限定。観たい場合は親も一緒に観る。(なのでほとんど観ない)
- 小学生は、タブレットよりもパソコンを使わせる。
- マインクラフトはパソコン版でのみ許可。(キーボードとマウスをかなり使いこなせるようになる。)
- いわゆるゲーム機は与えない。子供向けプログラミングサイトで遊ばせて、ゲームは与えられるものではなく、自分で作るものという認識を持たせる。
ざっくりとこんな感じでやってます。(私はいろんなゲーム機持ってたが。)
このルールによる私の狙いは何かと言うと、デジタル機器の順位付けの明確化です。
子供にはパソコン>タブレット>スマホという認識を持たせたい。(amazon Fire TV Stickは機能的にパソコンの位置付け)
スマホは画面小っちゃいし使いづらい。
タブレットは便利だけど、パソコンのほうがいろんなことできる。
という刷り込みですな!(ちなみに子供と一緒にマインクラフトやることあるが、子供はパソコンで私はタブレット使用w)
まあ、パソコンとなると、そもそも親が使いこなせないという状況も往々にあると思うので、そこまでは…とも思うが…
これを見て。
主要国でのデジタル機器の所有割合のグラフですが、それによると日本は、
スマホ所有は、世界平均よりは低めだが、総じて高め。
タブレットは一番所有率が低く家庭普及率は13.5%程度。
ノートパソコンは、日本と韓国が低め。
そのかわり韓国はデスクトップパソコンがとびぬけてトップ。
日本はノート、デスクトップとも所有率がかなり低い。
そのかわりゲーム機の所有率がダントツで日本がトップ!
これはやばい!と私は思う。
スマホはいわばちっちゃいパソコンであり、所詮は機能縮小版。
スマホのメリットと言えば、電話とLINEとポケットに入るサイズというくらいしかないのである!
他はタブレットの大画面で十分に楽しめるし、ネットを楽しむにはタブレットが最適である。
だってスティーブ・ジョブスは「iPadはテレビを見るときに手元に置いて、わからないことや興味を持ったことがあったときに調べるためのもの」と発表時に言ってる。さらにこんなのも!
渋谷区、1人1台タブレット導入へ…区立の全小中学校対象
すげーな渋谷区!函館もこんくらいやってくれよ!
と言うわけで、出来ればパソコン、せめてタブレット、スマホは子供に必要ないという結論を出させていただきます。
電話とLINEとポケットサイズが、子供(特に未就学児)にメリットあるか!?
サイズは大きい方がいいに決まってるし、他は小さい子供に必要ない。
結局、言いたいこと
こういうこと書くと、「そんなにいろいろ買う金銭的余裕がない」と言われそうです。
そこで反論したいのが、たかがスマホに高額の費用をつぎ込んでないか?ということです。
ドコモ、au、ソフトバンクのスマホなら、実質スマホタダで買ってても、月7,000円払ってたとしたら、2年間だと7,000円×24ヵ月で168,000円ですぞ!(実際はもっと払ってると思うよ!)
私なんかスマホ代、格安simで月2,500円くらいですよ。2年間だと60,000円だよ。今のスマホ本体だって3,980円だから、10万円以上差がある!
これが夫婦でとなれば、2年間で20万円の金額差になるんだよ!
それなりのパソコンやタブレット買っても十分おつりがくるじゃん!
逆に考えると、大手の通信費が高いせいで、スマホが高級品という意識付けをされたことが、日本におけるデジタル機器に対する意識の低下、所持意欲の低下に繋がったと言っても過言ではない!
これが私にとってはマジで腹立つことなんですが!
そしてタブレットは、「電話できない中途半端な高い機器」という印象が残ってしまっている。「amazon Fire タブレット」なんて年間3,980円の会費払えば4,980円で買えるんだぜ!しかもかなりの動画見放題!家に光回線繋げるにしても、月4,000円くらいで良いのがあるし。
夫婦でドコモ、au、ソフトバンクに払ってる金額より絶対安くなる!
デジタル機器は、全能力をスマホに依存しないこと。(確かに出来ないわけではない)それぞれのデジタル機器の特長を生かして使うことが大事。
スマホは「連絡手段」
タブレットは「ネット利用&小さい子供の勉強&たまに子守」
パソコンは「仕事&大きい子供の勉強」
としての住み分けでいいと、強引ですが私は思います。