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函館発MVNO(格安SIM)の初心者向けブログ。スマホ等デジタル機器の田舎普及促進を狙う。

格安sim

かあちゃんに最適なスマホ仕様の選び方

投稿日:2017年2月1日 更新日:

これはちょっと前にYahoo!ニュースにのった記事。

ITオンチな母が“得体の知れない”格安SIMを受け入れた理由

母の希望はドコモの「Xperia XZ」でした。恐らくLINEとカメラ機能しか使わない母にとっては明らかにオーバースペック。「できれば月額料金を安く済ませたい」という申し出ともどこかズレていたので、「他には?」と聞いてみると、「ふてニャンのところ!」「UQなんとか!」と、テレビCMでよく見かける会社を挙げてきました。  結局のところ、あまり詳しくないので通信会社にも端末にもこだわりはないのだろうと思い、私も普段使っているIIJの音声通話機能付きSIM「みおふぉん」を勧めてみました。しかし、ITオンチな母にとっては、「テレビCMでよく見かけること」と「実店舗があること」が重要らしく、格安SIMという言葉すら聞いたことのない母にとっては、ドコモ、au、ソフトバンク、Y!mobile、UQ mobile以外の通信会社は「えたいの知れないもの」判定をされてしまうのです。

もうそのやり取りがリアルに想像できて笑えるw

勝手に結論!田舎者のおばちゃんレベルはスマホでLINEとカメラがあれば良いと断定!

というわけで、その程度のレベルにハイスペックなスマホは必要ないとして、今回はTHEおばちゃん仕様のスマホの契約についてレクチャーしたいと思います。

これは、私自身が実際に母にやりました

まず母は、なぜか、いつの間にか、ドコモの「らくらくスマートフォン」ユーザーでした。

いや!あんた、ドコモメールと電話しかしないだろ!?ガラケーで十分だろ!?

理由を聞くと「スマートフォン流行ってるから。」

まあ、今や違う“かまど”だし!?別にそこまで干渉する必要もないわ。理解させるの面倒だし。

というのが数年前。

たまに実家に行くと「なんかスマホ最近調子悪い(画面の反応が悪い)」と母。

まだ使えるんだろと、特に相手にしませんでした。

それから私も趣味で「スマートフォン・モバイル実務検定(ケータイソムリエ)」の資格を取得し、母にも報告していた。

突然の母の暴走!!!

その後、いつの日か突然母から電話。(ここからは対話形式でお楽しみください。)

母「もしもし~!○○(私の名前)!今ドコモショップに来てる~!

私「は?なに!?

母「今日家にドコモのチラシ入っててさ~。スマホ調子悪いから新しいらくらくホンにしようと思って~。そしたら今対応してくれてる人が、あんたの義祖母の知り合いだって~。○○さんって言う人。知ってる?」

私「知らね~よ!ちょっと待て!この前俺がケータイショップ店員の資格取ったって言ったろ?なんで行く前に俺に相談しない!?」

母「いや~チラシに安くなるみたいなこと書いてたからさ~。○○(私)もすぐやってくれなそうだし。(確かに私は身内の頼みごとには腰が重い)」

私「いや、いや、待って!もう契約しちゃったの!?」

母、その間店員とごにょごにょ。

母「まだ決まってないと思う。店員さんに代わろうか?」

私「代わって!!!」

店員「ドコモショップ○○店の○○と申します~。」

私「お世話になってます~!息子です~。すいません、今母が新しいスマホ契約しに行ってるそうなんですけど、実は私、MCPCの総務省後援のスマホの資格持ってるんですよ。(義祖母の知り合いってことで強くも出れず、言い方が中途半端…汗)」

店員「そうなんですか~」

私「それで、母のスマホ、格安simにしようと思ってたんですよね~。今そちらで契約しちゃうと2年縛りになっちゃいますよね?」

店員「そうですね。でもらくらくホンの料金形態なんで月額安い方だと思いますよ。」

私「ちなみに、月額いくらぐらいですか?」

店員「5千円ちょっとですね。(実際には正確な数字。覚えてない)」

私「う~ん…やっぱり格安simに比べて高いですよね~。今進んでる契約ってなしにできます?」

店員「………はい、大丈夫です。」

私「それじゃあ、大変申し訳ないんですけど、今回の契約なしにしてもらって、母に電話変わってもらっていいですか。お手数かけて申し訳ありません。」

店員「わかりました。」

母「もしもし~。」

私「今、契約辞めるように言ったから。その店からすぐ出て!」

母「え~!?店員さんいい人なのに~!」

私「いい人とかは関係ない!ドコモはボッタクリなんだ!2年間また高い金とられるからやめろ!」

母「わかった。(不満そうに)そのかわりすぐ新しいのにしてよ!」

私「わかった、わかった!」

ということで、対応した店員がたまたま知り合いだったということで母が私に電話かけてきたので、間一髪阻止できたというわけです。もし知り合いじゃなかったらまた2年縛りになるとこだった…。

新しいスマホを求めて

次の休日に函館では一番品ぞろえが多いと思われる、美原のGEO店舗内の中古ショップに一緒に行きました。

現在使用中の調子悪い「らくらくスマホ」の上位機種(ドコモ)が3千円ちょいであったので、それを購入。

この際、母には「LINE」を覚えてほしかったので「LINE」アプリも入れれる機種のものを。

買ったはいいが、調べたららくらくスマホ系は「LINE」アプリをトップ画面に持ってこれないみたい。

これは使いにくい。

やっぱり普通のスマホで、カスタムするしかないか~。

しかも、母は、長電話をしてしまう性質で(波がある)月の金額が高騰するときもあるという。

「???カケホーダイじゃないの?」

請求書みるとバリュープランとかで昔のまま!

なんかもう、いっそカケホーダイにすれば面倒じゃなくなると思ったけど、いままでドコモに払った金額を考えると、なんか腹が立ってやめようと決心した。

さて、らくらくスマホでは、まったくカスタムできないので、母用のスマホを探すことに。

時は折しもamazonの年末大型セール開催中!探してるといいの見つけた!

Android 6.0で1GB RAM。スペックも申し分ない。画面も5.5インチとでかくて老眼向き。しかもセールで新品が7,320円!

中華スマホの胡散臭さは否めないが「自分のじゃないし」と思って速攻ポチりました。

さて、今度はsim会社どこにしよう。私自身この時点で割とメジャーな2社との契約経験済みだったので、今回は違うところを選んでみよう!←もうすでに親のためではなく自分の趣味になってる。

いろいろ調べた結果、その時点で5分以内通話プランが一番安かったドリーム・トレイン・インターネット(通称DTI)という会社に決めました。

DTIのメリット

この会社は、このブログで何回か参考にしてるMMD研究所格安simランキングにも乗ってこない新参会社で、失礼だが現時点では結構マイナーな会社だと思う。しかし自分のではないし!←すでに悪徳。

まず決め手は5分かけ放題がプレフィックスでなない点。

プレフィックスとは通常の電話番号の頭に6桁程度のそこの会社専用番号を入れることで独自回線経由の通話となり、料金を安くするというもの。

格安sim会社の多くは専用アプリから電話をかけることで、自動的に番号を入れるものを提供しているため、あんまり不自由はない。

だけど、なんでそれがない方がいいのかというと、この↓アプリを入れたかったから。

通話時間タイマー(使い方を詳しく説明しているサイトに飛びます)

このアプリは、5分経過前に電話を勝手に切ってくれるという、5分以内通話プランを選択している者にとっては神のようなアプリです。しかもこのアプリ、作成者が不具合に対し、丁寧に応対してる。

プレフィックス入れるsim会社専用アプリの通話だと起動しない恐れがあって意味ないので、最初からある電話ボタンで5分以内通話可能な会社。それがDTIだった。

あと、本人確認するための方法が、本人限定受取郵便(特定事項伝達型) [日本郵便]というもので、要は郵便局員に免許証を確認してもらい、本人であることの証明ができるというもの。

格安sim会社によっては、免許証をスマホカメラで撮って、それをインターネット上に送って確認するパターンが主流であり、確かに楽ではあるが、これに不信感を抱いて契約まで進まないという人も少なくないと思う。また、自分の腕のせいもあると思うが、なかなか一発で承認されなかった。さすがに何回もとなると気が滅入る。

ほかのsim会社で郵便による本人確認をやってるか解らないが、選択肢が多いのは助かる。

さて、そんなこんなでスマホとsimが決定!これで長電話防止スマホが出来あがります。

あとは、らくらくホンのように、簡易トップ画面を入れる。Androidアプリならその類のアプリたくさんあります。

今回はいろいろ検討の末、このアプリを選びました。

kantan

カスタマイズ性も高く、「LINE」も好きな場所に配置することができます。

これでTHEおばちゃん仕様スマホの完成です。

母も最初、LINEよくわかんないとか言ってたけど毎日最低一回は送ってやって、返信させるようにすればなんとなく覚えていくものです。

デメリットがあるとすれば、DTIは回線が遅いという情報もあるので、通信ガンガン使う若者むけではないかな?現時点で。LINEと電話だけのおばちゃん仕様には全く問題なし。

プレフィックスなしの5分以内通話サービスは会社的にかなり無理してると思う。このままユーザーが増えれば費用がきつくて辞めちゃうかもね。DTIの人~!このサービスは辞めないでね~!最悪500円くらい上げてもいいよ~!

DTIも5分以内で通話が切れるアプリと連動した路線でサービス展開すると、一定の需要が出るんじゃない!?

というわけで、スマホ持ちたいという“いいふりこき”な母ちゃんに最適なスマホはこれだという一例をご紹介しました。

最後に例のごとく表で比較して終わりたいと思います。

あの時、そのままドコモでらくらくスマートフォンを契約していた場合の表

docomoraku2

なんと!ドコモではらくらくスマホの場合、5分通話定額が選択できない!

しかもデータでは最低速のプランが選べるが(LINE だけなら問題ない)、これに2,160円はちょっとぼったくり過ぎてひどすぎるレベル。

THEおばちゃん仕様の5分で電話が切れるらくらくホンもどきにした場合の表

dti

最初の月に違約金、MNP転出、新規手数料で15,660円かかりますが、2年合計が約半分になります。

機種代込みで2年間で74,292円って安いと思いません?

1年だと37,146円ですよ?月の支払い2,138円ですよ!?下手すりゃガラケーよりも安いですって!!!

そして、このスマホ仕様は、どうしても長電話してしまう精神状態になってしまう人には最適だと思います。

少なからず相手も迷惑してただろうし、掛かってきた相手も5分で切れたらすかさず電源を落としてバッテリー切れを装いやすくなるんではないでしょうか?

どうしても長電話したい場合はLNE通話使えばいいんです。

まあ、今まで払っていた額と見比べると5分で切れても納得しますよ。

さあ、皆さんも、今すぐ年老いた親のスマホをこれに変えて自分たちの遺産を少しでも多く獲得しましょう。笑


-格安sim

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スマホ歴は日本上陸初期の2006年からと長いが、SNSを始めたのは2016年という天邪鬼。
無知なるゆえに、通信会社に支払った違約金は5社以上。
痛い目にあった経験から通信費節約に詳しくなりました。
函館在住だが、近所や職場にいたるまで、さっぱり格安sim(MVNO)使ってる様子がない。
田舎もんは、大手に搾取されるしかないのか。
支出を減らして「山出し」と遊びに行こう!(おごりで笑)